東京ディズニーランドへようこそ/
青木龍一郎
ればいい。
そして、その中を、永遠に絶えることの無い笑顔で歩き回ればいい。
風は僕らを撫で回し、斜め上に静かに消えていく。
朝が来るのも、夜が来るのも、光が見えなくなるのも関係ない。
朝が来るのも、夜が来るのも、光が見えなくなるのも関係ない。
引きこもりな僕らはミッキーマウスだった。
僕は叫ぶよ。
「ヘイ、ウォルト。元気してるか?」ってね。
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