街/皆月 零胤
 

   僕は
    街へと
     向かう




今日も    僕を
     飲み込み
    迷わせ
   クタクタ に
       して

      そして
 吐 き 出 す


    *



に     ひとり
       ずつ
   消されてゆく

気付かないうちに
       ゆっ
       くり
        と

そして
      やがて 
  

は    僕さえも



て しまうのだろう
戻る   Point(3)