テディベア、ハンブルグのヘヴィロックバンド"ファウスト"へ会いに行く1971/構造
uot;ファウスト"のレコーディングを目撃し
彼らのセッションに参加するのだ
5−4ビートをたたきながら
ノイズにうずまって毛むくじゃらにして
連中のハードコア具合をやわらかく
フワフワに仕上げてやるのだ
"おれはドラムなんて叩けねえよ"というと
誰かがダウンジャケットを指差した
雪を払おうと、バシバシ叩くと
羽毛がこぼれ、こんな朝の
こんな様相としてはまぁ
くらくらだ
砂糖を大量にぶちこんだ雪を
べとべとしながらそれでも
澱まで一気に
もう、踏み倒しちまえ
でも弾力でけっきょくは
飛んで飛んでぼんやりする
ふんわりは
純潔にはちっとも似てない
ファックに似ていて
真っ白だ
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