夜が止まる。/Izm
 
 
そんな日は
きみが
こわれちゃいそうだから

誰よりも強く
抱いてあげたい。


そこにいて
なんて言わないから

歩き疲れて倒れる前に
きみの手を握って
笑えたら いいね。


だから
この燃えるアスファルトは
ぼくを急かして
存在を疑わせるのだろう。



きみの鼓動が消える前に
笑えたら いいね。



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