空想世界/
ポッケ
「とりいそぎ水琴窟を送ります、異境の夏を静寂しなさい。」
白昼に虹色柳が揺れるとき僕たちだけのワインを注ごう
柱撫でいつ帰るのと訊く枝に右肩上げて焦らした鳥居
薄闇の草の陰から跳びはねた王子あなたは第何王子
戻る
編
削
Point
(1)