遠く離れた二人だけど/夢乃 綴喜
遠く離れた二人だけど
今ある障害は
僕が経験したことのある
障害に比べれば
全然対したことはない
だから
今
ほら
夜空を眺めよう
僕が月をまん丸にしておいたから
決して欠ける事のない
あなたへの想いを
届かせる為に
僕は
夜空に月を描こう
決して欠けることのない
月を
それは
あなたへの想い
声さえ届かない
遠く離れた二人だけど
同じ月を見ることができる
同じ星に
同じ時刻に
僕らはいるのだから
だから
今ある障害なんて
ほら
ちっぽけだろう
だから
一緒に
月を見よう
同じ月を
綴喜
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