未来/松本 涼
 

愛であろうと
なかろうと

その光りのまばゆさに
私は未来を見る



私は未来に無知である
あるいは愛にも



しかしその光りが
私の深く溝まで
照らし出す時


私は未来を
知ることとなる



君が居ようと
居なかろうと




そこは


私の心の
溜りである




戻る   Point(5)