第1章 小さなエルフ/箱犬
ンをナイフで切り、皿に盛り付けてあとはマルマー・ジュースを作るだけ、と
いうところまで朝ごはんの用意ができたとたん、突然隣に住んでいるエルフのシントリン・バクヤードが
三角に切り取った窓から顔を出してブックルック・ペンシルバッカス・リトル・ランブルフィッシュに声をかけました。
『おいシルバ!今日は朝から忙しくなるぜ!!』
『何のことだいシントリン?』
『新しいお仲間がくるらしいんだ。もうみんなフェルデルモンテ広場に集まってるぞ。』
それだけ言うとシントリンは大急ぎで広場へと走っていきました。
新しい仲間!!ブックルック・ペンシルバッカス・リトル・ラ
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