第1章 小さなエルフ/箱犬
むかしむかし。皆さんが「むかし」と聞いて思いつく昔よりもっともっと何倍も遠いむかしのお話。
フェルデンライムという国の一番大きな樹の下にとっても小さなエルフが住んでいました。(といっても
本当は他のエルフよりも少し小さいぐらいなのですが、本人はその事をとても気にしていたんです!)
そのエルフは自分が産まれるずっとずっと前にここに住んでいたひいひいひいおじいちゃんの名前を
もらって「ブックルック・ペンシルバッカス・リトル・ランブルフィッシュ」と名のっていました。
エルフの名前は自分で決めるか
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