後悔の涙が流れる頃/緋乃村燿介
 
雨上がりの空に
未来への橋が見えた

小さいころは
追いかけてられたのに

今はもう
追いかける勇気すらない

君を追いかけたかった
君を……引き止めたかった
君を……抱きしめていたかった

後悔の涙が流れる頃
虹は、さっきよりもはっきりと輝いていた
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