後悔の涙が流れる頃/
緋乃村燿介
雨上がりの空に
未来への橋が見えた
小さいころは
追いかけてられたのに
今はもう
追いかける勇気すらない
君を追いかけたかった
君を……引き止めたかった
君を……抱きしめていたかった
後悔の涙が流れる頃
虹は、さっきよりもはっきりと輝いていた
戻る
編
削
Point
(3)