そぐわないもの/
綿花
付けない気持ちがあるのです。
一緒に居ることが“当たり前”で、
空気のように自然な存在なあなたと同じです。
ねぇ?
失わないと大切だと気付けないのなら、
傍に居ると当たり前すぎて存在を見失ってしまうなら、
一緒に居る意味がありますか?
雑草や街路樹や一輪の花と違い
わたしは自分で動けるのです。
ねぇ。
もう、遅いよ。
戻る
編
削
Point
(3)