月曜日の昼間/さわ田マヨネ
 
電車の中で
電車の窓越しの僕越しの影をみていた
影越しに僕からは湯気がたちのぼっていた
制服を着た男子高校生二人がアイスを食べている
ふと、どういう季節なのだろうと思った
左端から、→どうしてこんなにこの人に遭ってしまうのだろう→人がとびこむ
ふせて、影越しの湯気に包まれて
忘れていた夜はおそってクルマで消えた
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