ごめんね/こころゆくまま
わたしが
立つはずだった
あなたのお店のカウンター
これからは私の知らない女の人が立つんだ。
わたしが
あなたとの子供授かり
大きいお腹で立つのが夢だった
あなたのお店のカウンター
これからは私の知らない女の人が叶えていくんだ。
そうなんだ。
そうなんだ。
わたし、あなたのこと本当はとっても好きっだったみたい。
当時わたしは、
あなたの心を手にいれたくて
意地になっていただけの恋愛だったんだと
そう思ったから
無理やり終わりにしてしまったけど
いまわたし、幸せなはずなのに。
なんでかな、失恋したみたいに大泣きしちゃった。
ごめんね。
おめでとうって、いえなくて。
戻る 編 削 Point(6)