才能/
KEIKO
作家になりたいと思いました
けれど私には
ボキャブラリーが足りません
経験も足りません
感情も足りません
つまりは才能の問題なのでしょうか
作家になりたいと思いました
何とかできたのは
小さな小さな短編だけでした
しかもアブノーマルな官能小説でした
つまり私には抱き合うしか
才能が無かったようです
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