笑い合えば/
鎖骨
絶望が押し寄せてくる
僅ない、身近に感じられる感じてくれる魂からの
顔を見合わせることが怖い
視線が口元が僅かに動く音も
踵を返されたら、その背中が投げる最期の一瞥を
拾おうとしてしまうだろうか、卑しいわたし
染みついてしまったものは
どうしたって拭えない
夜につく悪態、大袈裟を
袈裟切りに切り捨てて
斃れたわたし見下ろすあなた
嗤い合えば幸せ
嗤い合えば
嗤い合えたら
嗤い合えたなら
幸せ
幸せ
幸せ
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