天才の朝/
りぃ
朝靄の泣き声でした
窓の外のまどろみは綺麗すぎて泣きそうでした
君はこうやって
人工の明かりさえ美しく引き立たせるの
才能だよね
本物と似て非なるものとの対比率
定義など成り立つものか
目を覚ませば
一瞬にして消え失せる
絵画のようにはいかないよ
キャンパスはいつだって永遠では無いんだ
戻る
編
削
Point
(1)