限りある時間/十六夜
人は限りある時を生きてる
限りある時は刻々と過ぎてるのに
君は閉じこもってる
開かれない扉は隙間から光が漏れているのに
背中を向けたまま
「世の中がつまらない」と君は言う
知らないでしょ
世の中は溢れんばかりの光と奇跡が待ってる
それは扉を開いた人だけが受け取れる恩恵
世の中がつまらないのは君のせい
光が見えないのは
その光に背を向けているから
人はその人の主観でしか物を見ていないんだよ
君が見てるその見方は正しいの？
ちょっと見方を変えただけで灰色がバラ色に変わるよ
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