【根っこの方へ】/つむじまがり
 
どれだけの人が 失恋の詩を 書き綴っているのだろう
どれだけの人が 悲哀の詩を 書き記しているのだろう
どれだけの人が 自嘲の詩を 書き殴っているのだろう
どれだけの人が 妄想の詩を 書き留めているのだろう
どれだけの人が 未完の詩を 書きためているのだろう

その "どれだけの人"のひとりである事に
小さな小さな 誇りを感じる

この入り組んだ世界の中で 少しずつでも 伸びてゆけ 

根っこの先の先の方 

あなたにばったり出会うまで
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