キャスト/もこもこわたあめ
ウインドウショッピングの延長線上で窓の向こうの鏡に映る遠ざかる君の姿を
ただ見つめてる
まるでドラマのワンシーンみたいに距離感のうつろなスローモーションにスタッフロールがながれるのを
(キャストのトップは君
けれど君の次は僕ではなくて別の知らない誰かの
きっと僕と君がすれ違いざまの一瞬の恋に落ちる前に君が好きだった人
・
・
・
僕の名前はちょうど真ん中くらいのところ
君と僕の友達とその周りに幸せに集まった人たちのちょうど次
その後はただ白紙が続いてたけど)
スタッフロールが終わるころ君の背中はまるで街中の景色と同じみたいにゆがんで
消えてた
僕は取り残されたピエロ 仮面の裏に隠れてる本当の顔を見ない見せないピエロ
ただ涙を流す仮面の裏で涙を流してた
どれだけ僕の本当を見せれたら君とはなれずにすんだのだろう・・・・。
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