ハニー、/春日
青 い 光
{引用=
沸点が異常に高いキスをしたら
囀りさえも昨日のもののようになって
ぼくは、いつ救われるんだろうと
指先で境界線に触れるくらい難しいことをおもってみる
かけらを拾い上げて
地球を作り直したら
またガラス越しにでも触れられるだろうか
時間をそっとつたって戻れるのだろうか
いや、戻れやしない(――反語、こうやってわたしまだ笑える、)
切れかかった境界線は
いつの間にか点が群れをなすように連なり
着々とわたしに近づいてくる
ふれたい
ふれられたい(――希望、かなわないから流れ星
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