しょうがないさ/よーかん
なく受け入れて、
袋詰めの食べ物と、缶に入った飲み物を
言葉に出来ない何かに詰め込みつづけてしまう。
うすまったのは
気付けないから。
街はどこまでも看板だらけで、
大人は錆びをペンキでごまかす。
すべてを形だけ違う商品で埋め尽くしてしまえば、
いつか満たされるはずと
まだ信じているようだけれど、
ボクらはとっくの昔に飽きているのに、
飽きている自分にまだ、
もうちょっと、
気付きたくないから。
もう、
あるがままを
生きれないと思っているから。
あるがままから逃げ続ける
大人たちから
子供たちへと、
うすまり続ける風景が、
子供達からその子供達へと、
受け続けつがれていくのを、
しょうがないさと、
ボクらが
あきらめているから。
いつまでも、
他人のせいにしているから。
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