ユキグニユキ/木屋 亞万
 
ユキミチデハダシニコゴユルアシモトニテツノクサリヲハカセテミタリ


ゆき道で裸足に凍ゆる足元に鉄の鎖を履かせてみたり



セマリクルシュウエンヲマエニオシアゲルキンチョウノノチニエガクシュプール


迫り来る終焉を前に押し上げる緊張の後に描くシュプール



ショシンシャノカラダヲソットダッコシテツツミコムヨニスベリオリテル


初心者の体をそっと抱っこして包み込むように滑り降りてる



ロマンスノカミサマナンカイヤシナイシットブカゲナメガミハワラウ

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ロマンスの神様なんかいやしない嫉妬深げな女神は笑う
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