青空/as
あまりにも青すぎる空が
胸を刺す日がある
チクリ ギクリ と 痛む
青空は絶対的に元気をくれるものかと
信じていたけど
それでも外へ出れば
少しホッとして
決まった方向へ歩き出す
もう少し上手くなれば
決まった方向へハンドルを切るのだろう
今は
ボロボロになった旗の
踊る影を
踏む
一体この焦燥感は
どうして どこから やってきて
あちこち痛くするんだろう
好きな音楽を聴いても
大声で歌っても
全てが僕にマイナスに働きかけてくる
そんな気がして また
眠れない
明日なんてとっくに
決まっているというのに
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