あの頃ぼくらはアホでした/
紅林
放課後になめたあの子の笛の味思い出させる
食堂のカレー
雪合戦
逃げるあの子の盾となり冷水滴る色男かな
「待っててね」げた箱の手紙持って行った校舎の裏で
ひとり凍える
手を繋げば赤ちゃんできると悲鳴あげ恥じらうあの子の頬の赤らみ
裏山でなくしたザクのプラモデル
マンションの下どんな夢見る
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