詩人のねむり/
こしごえ
詩を旅立ち詩にかえる
詩は私のふるさと
永遠に根づくかなしみと やすらぎ
旋律の青く燃える落日が私へしずんでゆく
私は水平線をそっとほほえみ湾曲する
ふっと行間に足をとめて
燃えのこった空白に
星明りがわかれをつげるまえに
身をよこたえる
ふたたび目覚める
朝のために
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