ミッション/狩心
ようなぶりっ子を装わなければならない
そのようなミッション
もちろん快晴
ぴかぴかに靴を磨いた日には
自動的に背景が快晴へと変わるのだ
たぶん彼は起きている
君に届く為の事件として
君はマゾなのだから
ベランダで一人
美しすぎる青空を見ているに違いない
そこでタップを踏んで
「私はお姫様♪」
なんて呟いているに違いない
硬い煎餅布団を布団叩きで叩きながら
急所に貼り付けた手紙を
体全身で読んでいるに違いない
待ってて君!
今、君の内側から現れ出るよ
完璧なまでに
君の皮膚を花火のようにぶちまけて!
ごっつぁんです
ごっつあぁぁんです
ごっつ、
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