teaとダイエットと/萌歌
 
貴方が淹れる紅茶は
いつもいつも
舌が痺れるほど甘くて
ダイエット中の私には
大敵だった

それでもあなたが
にこにこ無邪気に微笑んで

美味しい?もっと飲んでね

なんて言うから
私はついに3kgも増えてしまった






あなたが遠くに行った今
いつも憎らしかった
このおなか周りの肉さえ
なんだか愛おしい


貴方と過ごした時間を
思わせてくれるからだろう


甘く甘く
脳を痺れさせる


あの紅茶のように


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