死。私が見たのは、/エチカ
になる
小さく小さくそれは変化している
非常に短く、ゆっくりと全てを選ばずに残されたものの中で
それは非常に小さく変化している
音は乱れる
それが止まない限り、延々と乱れ咲き繰り返し狂う
狂ってしまって乱舞する狂言のように振り回しつづける
獣達に肉を与え、炎をともし、安定と秩序を与えた
毎夜のごとく繰り返される愚劣な夜会のように
?.
部屋の窓から宇宙が見える
ちぎり捨てられたお月様に臓器を与えて生かそうと必死になる
太陽は焼かんと必死になって照らし続けているからそれは腫れる
腫上ってしまった体の一部に魂が宿っている
その魂が音をたてはじめると別
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