蜃気楼/ae96
 
一日も一生も

             季節のように巡り

           
           俺は忘れかけていたカレンダーをめくる

     
            情熱の魂は決して枯れることはない

            そう願いながら

            俺は 俺を信じよう

        

           

           遠くで朝陽が静かに昇る時

   

         音もなく蜃気楼のように揺れていた。

         音もなく蜃気楼のように揺れていた。

         音もなく蜃気楼のように揺れていた。







 


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