でっちあげの理由/
プテラノドン
−僕らは靴底で知らなくちゃならない。
「その靴は、
玄関から開放されることを自ら拒否した。
そして、もう片方は、
ショウウインドウのマネキンの指に
引っかかっている。」
もう一度、言おう。
−僕らは靴底で知らなくちゃならない。
さもなきゃ、
凍りついた湖面に取り残されたボートのオールが、
かつては風車のプロペラだったなんて、
誰が知るのか?
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