よどんだ空気/
狩心
いたい。
( ねぇ・・・ )
( ちからをぬいてっ・・・ )喉から突き出た骨が 丁度十二時を刺します
光が
見えてきました
オルゴールに進化した胃液
震える指が バイオリン
セスナに乗って 山を行きます
生き長らえた命は 死者の優しさを超えて
誰にも見えない進化を
遂げる時
今もまだ聞こえます 一緒に見た 家族の オーロラの彼方
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