四季折々/
狸亭
妻瘠せて 秋天高し 犬笑う
堰消えし 歩道歩めり さびしいな
叔父叔母の 味噌田楽の 馳走かな
上州に わが猫町を 歩みし日
大楓 年輪赤く 濡れており
八十の叔母 神様のごと 微笑めり
鳶一羽 羽を残して 夏の空
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