焦り、十七歳/
狸亭
十七歳は朝日を浴びてほほ笑む
十七歳は夜の幻想に悩む
青白い頬に紅を差して泣き叫ぶ
おまえなんか大嫌いさ凡庸な虻
中也の「茶色い戦争」吹き荒ぶ
なにも恐ろしいことなど無いよ耳朶
掴んでひっぱったりして自惚れている
おまえにも胃袋と生殖器がある
謝りますよ謝るおれが悪かった
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