あたしは絶対にひだりがわにいるから、/哀詩
あんまり、
あんまり、
まちどおしくないな。
きみのことはもうきっとすきじゃないけど
きみをすきでいると思い込むことで
あたしの人生、うまくまわるような部分もあるとおもうの。
でもやっぱりすきじゃないから
あたしはあなたって思想からはなれて
じぶんの足元をみてみるの。
するとたよりないけどちゃんとたっているの。
転ばずにたっているんだ。
きみがころんだら
きっとひだりがわでわらって手をさしのべて
起こすくらいのちからはあると思うんだよね。
それくらい、それくらい。
きっとあいはあふれているよね。
どうかな、うまくやれてるかな。
明日は朝自転車で学校に向かって、
途中で朝日を見ようかな。
きっとまだあなたのすきな星空を思い出すの。
あたしはいつだって朝日がすきだから。
あなたにはわからないところで、そっと。
もっと、 きっと ずっと、(ではないな)
でも、 そっと。
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