そのもの/狩心
 
ち話する昨日です。そんな記憶が貼り付けば貼り付くほど
辞書の分厚さは恐怖の域に達して、大災害や凶悪事件を夢見ているのです。、

−麻痺について−
一定の器の容量を超えると
水位が上昇して大陸が海に沈みます
もちろん呼吸なんかできません
自分がどこから来てどこへ向かうのかさえ分からなくなるのです
快楽の中に身を沈めて「すごい!」「すごい!」と連発する事も可能ですが
「すごい!」と「すごい!」の隙間にある一瞬の冷静さについて忘れる事ができません

−冷静さについて−
みんなが笑っている時、ぼくは笑いません。
それは人間として、悲しい事かもしれません。
しかしながら、そういう
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