黒蜥蜴のあかい夜/エチカ
 
つき/でした
あかいつき/でした///
/体に/ぺたり/と張り付いた/黒蜥蜴/の腕/模様を描いてい/ます
/夜の 中で///   ぺたり   ////インクをたらすように/器用にも


ポ /たり



汗ばんで//わたし/
苦しがって/おりまし/た黒蜥蜴の体の湿を/止めることができません/けれど露とも知らぬ/顔/ではりつ/いて//黒蜥蜴が/ダイヤ/を/抱えて
わたし/は窓のそばに座り込/みま/した/やはり夜/でした/永いあいだ/そこ/は/夜であなたはわたしで/そこにある/闇をどうにか


ひき ちぎって  //  しまいたくっ  て


気がつくとそこは無/じ
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