摩擦熱/蒼穹
この世で一番 自分が大嫌い
でも どうでもいいってわけじゃない
こんな 僕なんかいなければ
この星はもっとうまく回れていたかもしれない
君と 僕にも 同じことが言える気がするんだ
例えば 僕が僕じゃなかったら
近づくほど 離れるほど 膨らむ摩擦熱
いつまで 続けようか 火がつくまで
燃え尽きるまで 灰を 風が 運ぶまで
忘れるまで 忘れたいだけ
この世で一番 自分が許せない
でも 諦めてるってわけじゃない
きっと 僕なんかいなければ
あの人はもっとうまく生きれていたかもしれない
プラス マイナス 繋ぐことが出来る気がするなら
つまりは 君が君じゃなかったら
重なるほど 見えないけど 膨らむ摩擦熱
いつまで 続くのかな 火がついたら
燃え尽きるだけ 灰を 風が さらうだけ
忘れないで 忘れたいだけ
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