よく晴れた日に永遠が見える/
アハウ
この快晴烈風に
栗毛の駿馬の体が発している
いななきと情気した 赤い汗
馬が飼われている
隣の部屋では
いつも朝日が細く差し込んでいる
扉を開ければ
広い原野は俺のものだから
野性の馬が群れているから
八畳のダイニングキッチンで
キーボードと格闘し
詩文を捻り出せる
快晴に烈風 吹きすさび
空には疾風雲
白く 深く
駿馬の瞳に
白い雲が映り込む
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