カモノハシのパンセ4/佐々宝砂
 
世界は終わってる。破滅も終末も過ぎた。生きてたくないけど生きてる。少なくとも意識がある。対象のない欲望がある。願いが叶わないのは当たり前。この状況下で絶望を歌うのは安易な選択です。絶望だって嘘なんですから。

消費どころかもう絶望すら快楽じゃない私に、いったい何が残されているでしょう? 私にだってわかりませんが、あなたにもわからないでしょう。

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もう絶望も挫折も感傷も嘘っぽくてきもちよくないからやめた!

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私は常にマジメである。パロディを書くときすらマジメである。ちゅうか、パロディってマジメに書くもんだよ。生真面目に、心からの愛をこめて書くもんだよ。愛のない
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