徒然 六/
鎖骨
上を向くおまえの、雨を待って開いたままの卑猥な口に
テキーラと拳骨大の氷を山ほどぶち込んであげよう
唇には岩塩もおまけしてやる
リュウゼツランの学名を知っているか?
あいつはとっても寛大なんだよ
それにおまえよりも人も物も知っているし
その上偉ぶりも卑下もしない
必要ないことを知ってるから
分別の上手い利口なやつさ
あんな風になりたかったよ
なんてこんなこと言って書いてるうちは
どうにもならない
良くも悪くもなれない
ただ腐って落ちるだけで
戻る
編
削
Point
(0)