コーヒーな恋。/シュガー・ソレイユ
 
「星に願う」と言った君の幸せを
今日は青空に願ってみる

自分へのコーヒーを入れるわずかな時間
青空が清々しい
「今日も良い日になりますように」
君と
自分の為に


ゆっくりと落とす
お気に入りのケトルから
君とおそろいであろうカップへ
沸かしたてのお湯が
朝の空気に出会って
白い幻想をうむ

カップはもう割れただろうか
使ってももらえなかったろうか
彼女の手前捨てられるのだろうか
確かめに行く術はない
・・・想いをめぐらせながら

『今日はブラックにしてみようかな・・・
 ニガ・・・
 やっぱり、私には無理か・・・』
苦笑いで砂糖とミルクを足
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