恋愛の三形態 色彩が・・・/アハウ
君の前では
己の詩文など何の役に立つというのだ
百 千 万の修辞もただ ただ
きみの微笑が欲しいから
さあ 君よ アルテミス語っておくれ
おもいつくまま・・・
君の声で!
おしゃべりをしておくれ
わたしは それを 「永遠の本」に仕上げよう
一字一句たがわない
アルテミスのドキュメンタリー・・・
A
フフ・・・まあ!ずいぶん持ち上げてくれるのね
今日はね!シュラクサの街へ香油を買いに出かけたわ
道すがら 一本松のところね・・・何の鳥かわからないけれど
いい声で鳴いてて その声があまりに良いので 姿を見ようと
私 一生懸命「どこなの 小鳥さん 姿 見せて・・・
[次のページ]
戻る 編 削 Point(0)