メモ/しゅう
 
いか?


原始的なダンスさえも踊りきれぬカラダからは
やせた骨が薄い肉を突き破り、飛び出た



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縫い付けた皮膚。
名札。
名づけられたもの。果て。終わり続ける世界。終わったあとの世界。
ピクニック。袋小路。行き止まり。ぺんぺん草も生えないような。
ここで、おしまい。




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月明かりに満足できず、夜に火をつける
粉々に崩れ落ちた太陽のレプリカを、虫たちは齧り続け
こおろぎも、げじげじも、ぱんぱんに膨らんで
やがて互いの節々を、傷つけ合う

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けものみち

ひづめの割れたピンヒールはいて、痛むかかとを引きずり歩く
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