陽のひかり/megie
 
色づいた葉のステンドグラス。
紅茶ポットの林檎みたいな影。
窓際に置いた、観葉植物が陽を受けて輝くさまは
幸福の感情を形作ってくれる・・

たいていはそうだけど。
でもたまには、ひかりを避けるようにカーテンを閉め切る日がある。
ひかりが眩しすぎて、目をそらしたくなる時がある。
輝く人を前に、萎縮する自分がいる。
そんな瞬間は、”はったり”も効果ナシ。

陽のひかりを素直に歓べる今に、感謝を。
こんなにもたくさんの愛に囲まれていたなんて
わたし、知らなかった。
だから、ひかりが眩しかった日々にも祝福を。

それは何も、わたしが特別ではないんで
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