きものの女王/北大路京介
もし仮に貴女が 女王になったとしても
業界行事に参加しなくちゃいけなくって
忙しくなる 土日つぶれてしまう
ふたりきりで遊べやしない
「うちの彼女は『きものの女王』」 そんな風に
自慢したくないというのは きっと嘘になるけれど
なんの肩書きが無くたって貴女は
自慢したくなる魅力が満載
もし 貴女が 恋人になってくれたら という仮のはなし
夢であって 妄想であって
そんなことが現実になればいい
もし 貴女が 恋人になってくれたら ステキ そりゃ素晴らし
マジであって 本当であって
そんな夢が現実に叶えばいい
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