別世界 あなざーでぃめんしょん?/相良ゆう
 
起きたら天井に在るはずの照明が
ベッドのすぐ隣にあって私を照らしていた

余りに眩しいので消してやろうとスイッチを
一生懸命 手探りで探したけれど
いつもあるはずの場所にはなぜか
暖かい風を送る機械があるだけで
ついに見つけることができなかった

もういいや 起きて着替えよう
そう思ってクローゼットを開けようとしたら
そこにはクローゼットなんて無くて
いつのまにか足元に踏んでいた


仕方なくかがんで開けてみると
不思議なことに中にある服は
ちゃんとぶら下がっている
そういえば照明から垂れているはずの紐も
なぜか今は私に向かって伸びてきている


おかし
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