2007.11.13/a
今まで何も成し遂げられなかったし
これからも何もできそうもない
物事を成すためには才能か努力が必要だろうが
そのどちらもありそうもない
幼少のころは利発な子供で
機知や学習能力を賞賛されていたが
そういう賞賛は所詮まがい物に過ぎない
子供にしてはよくやる
または将来は不確定だが今のところよくできる
そんなものを今更思い返しても
何の足しにもならない
それでどうするかというと
努力をするでなし
才能もなさそうなので
地道に体をすり減らすしかないか
だが怠け者で賞賛を望むという性質が
抜きがたくあるので
とてもそういう道は嫌に思える
だがそういう道に入ればもしかすると
何も考えずに、というかあまり考えずに
日々の所用に追われて忙しく
才能の有無や賞賛の多寡など
気にしなくてよいかも知れない
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