死神/
六崎杏介
ハルシオン色の霧に霞む
深い谷が多在るタールに黒く
クレヨン-オー-クロックで沈む
刻限、下弦の再現に月が急ぐ
夜を恋人の唇が、吸う-再度
「So Lates、君、葬列はー」
言うが早く火薬仮装のパレェド
Feed増えど禍想師のラードで
対-末は煌々と断崖に火沫を散し
恋人の口腔の闇色を鮮やかに
A、断崖に踊る喪-Noがいる
「寝ぇ君、忌ま、汝、金?」
夜の新快速、窓鴉の眼に映った肖像
曰く 死神。
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