ぎぶみーちよこれいと/快晴
 
こうしてまた堕ちていく
前世、享楽的な奈落の底に
溺れて、泳いで、溺れて…、泳ぐ?
息継ぎの仕方は忘れたし
本当は最初からそんなもの知らなかった

水平線に沈む黒い太陽
灯台は近付きも遠ざかりもせず
水面に反射した月明かりだけが
手掛かりなんだと知った
明日

ぎぶ・みー・ちよこれいと
そこから歴史はまた始まっていく
たとえそれが間違いだったとしても
流れは流れとして、ただれ、流れる

ぎぶ・みー・ちよこれいと
そこから愛はまた始まっていく
さあ、机上の空論に浮かれよう
俺もお前もこの世の節穴なんだから

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