不細工な天使と冬/
メメズワイ
不細工で醜いだけの天使なら堕天使じゃない あたしも泣かない
珈琲の湯気ひゅうひゅうと茶化す影跳んでしまえばいい 冬は来る
目に見えるものがいいぬくもりがほしい 願いはやがて白き言の葉
羽を失くしたからロケットで来るなんて 十一月の終わりの天使は
霜焼けの天使なんて聞いたことない きっといつかはきみに会いたい
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